2022年05月01日

第2917夜:No!と言えた男【蕨(埼玉)】

 No!と言える男。私にとっては滋賀県守山市・みらいもりやま21に所属する石G氏を指す。

 松の内も明けた夕刻。「不特定多数」という言葉がキーワードになったミッション終了後、蕨駅前の居酒屋で石Gと数年ぶりに二人呑みすることに。

 まずはホッピーの黒を2セット。オススメされた茹で豚、烏賊下足天麩羅に加え、エシャロット、もつ煮込、そしてもつ串を5種類ほど。ホッピーの中をお代わりし続けるのも面倒なので、キンミヤ焼酎(720ml)を1本ボトルで入れた。

 ホッピード鯨飲モード突入。十年以上前、私が新長田を離れて独立した年に一番ご一緒させて頂いたのが石G氏。私の恩人の一人である。

 氏はひと回り以上年下と思っていたが、5歳違いだった。2010年当時、発言は一人前だが行動と知識が追い付いていなかったルーキーの彼も、今は日本を代表するタウンマネージャー。

 彼は陽のあたる中心市街地系まちづくり道の真ん中を歩き続けている。私は彼と入れ替わるように道を外れ、日陰道をさまよっている。

 十数年前、彼と何度かキャバクラに行った話になった。私はあまり覚えていなかったが、このバカブログに彼のことを「No!と言える男」というタイトルでシリーズ化していた。

 石Gがスマホで検索し、読み上げる。12年前の文章である。高校3年生が小学校1年生の時の作文を他人に朗読されるようなもので気恥ずかしい。

 その頃は今と比べ相当ヒマだったのだろう。文章の練り込みやねちっこさが半端なかった。何故彼がNo!と言える男なのか。

 キャバクラで女性が「飲み物いただいていいですかぁ〜」としな垂れながら尋ねられると、

 間髪入れず「ノォ〜!!」と断るから。隣にいる私の方が恥ずかしかった。

 キンミヤが1本空になった。時間はまだ18時過ぎ。2軒目も居酒屋しか開いていない時間帯。さらにキンミヤを1本追加。店員さん、少し引いていた。

 石Gの本日の宿は東京駅の前という。星の数ほどある首都圏のホテルの中で、彼にはホテル選びの基準があると宣う。

 本人が部屋にいる際、赤の他人がフロントのいちいち立ち寄らなくても、彼が迎えに行かなくても、そのまま彼の部屋へ赤の他人が訪ねることができるホテルを選択するという。

 まさに常在戦場。門戸を不特定多数に開放する豪胆さ。いつ何時、日本屈指のタウンマネージャーである石Gを訪ね、膝詰めでくんずほぐれつの打合せをみっちり行うための配慮なのだろう。あまりの成長ぶりに、私は目を細めた。

 さらにホッピーを鯨飲。キンミヤの2本目が空になった。2人で3時間も経っていない。

 下半身が鶏冠のような石Gは20時ごろからオープンするフィリピンパブを一生懸命スマホで検索している。そして、検索しながら寝落ちした。実に器用である。

 あまりにも気持ちよさそうで起こすのも申し訳ない。十年ぶり以上に彼の「No!」を耳にすることなく、そっと席を立って西川口の定宿へ。

 春日部で平らげた昼のカツカレーダブルがパワフルすぎて全く空腹感なく、居酒屋であまり食べなかったため空腹に。呑みに行くのも面倒ゆえ夜マック捕獲。

 部屋で再度呑みながらかぶりつきつつTVつけたら『紅の豚』放映中。「飛べないブタは、ただのブタだ」。まさに私のことである。

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蕨駅前の居酒屋にて。

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キンミヤが2人で2本空に。

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寝落ちした石G。

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夜マック。

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こちらの御仁は飛べるブタ。
posted by machi at 08:16| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする