私も会員なので1,100円。しかし、私にはさらに1,000円鑑賞チケット(イイヤン提供)、そして無料鑑賞なふじちゃん満点カード(Y子さん提供)を保有している。
1,000円か、無料か…。
もちろん無料である。時間帯的にちょうどだったのが『クライ・マッチョ』。Cリント・イーストウッド監督40周年記念作品。全く予備知識なし。
スタッフさんから「会員カードをお持ちですか?」と尋ねられた。
持っているが…。なんと無料なのに鑑賞ポイントが付いた。6回鑑賞で無料。1,800円÷6回=300円。無料どころかマイナス300円である。
Cリント・イーストウッド監督主演のロードムービー。ゆったりとした味わい深さ。これぞ円熟の極み。91歳でダンスやキスシーンに唖然。そして、めちゃくちゃカッコいい。激シブ。全世界が憧れるお爺さん。最近観た映画では凄まじく地味な内容なのに一番面白かった。
大満足で春日部駅東口商店会エリアへ。春日部最強のチャイニーズレストラン<けいらく>へ。
午前中に映画館で観た際の昼飯は何故かカツカレーモードが発令する。そして、カツカレーからの珈琲は欠かせない。普段はラーメンかカツ丼なのだけど。
メニュー見る前から注文はカツカレーと決めていた。ちなみにこの店で独りは初めて。以前昼メシを喰った際(春日部やきそば)、メニューにカツカレーの存在を把握していた。
中華料理店のカレーは何故か壮絶に旨い。ただ、カツカレーに何かプラスしたい‥‥‥。
カツカレーの大盛でなく、カツのダブル。当然そんなメニューないので店員さんは厨房へ確認に。腕を振るう昨晩呑み会でご一緒だった若大将のSンヤ氏からOKが出た模様である。
ブツ降臨。立体的なビジュアルに垂涎。カツも分厚く揚げたて。
口に運ぶ。熱々である。旨すぎて悶絶。かなりのボリュームだが、ぐいぐい喉を押し広げていく。私は独りで笑みを浮かべていたかもしれない。
お隣に座られたお客様もカツカレーをご注文。もちろんシングルだったが、頼まずにいられないのだろう。
オミクロン株が猛威を振るう中、午前に県から委託されたらしき調査員2名が店内チェックしていったそうである。ご苦労様です。
Sンヤさんが珈琲をサービスして下さる。少しだけ雑談する。カウンターに座る私の両隣は面識なかったが知人の関係者だったらしい。
お会計していると昨晩ご一緒したG一先生がご来店。店を出て駅に向かう途中に昨晩ご一緒したH本氏とバッタリ。さらに駅前で昨晩ご一緒したY子氏とバッタリ。最後の最後が、午前中に見た映画無料カードを下さったY子氏。
春日部の密っぷりというか、狭さというか、なんか破天荒な映画より凄みを感じた。

円熟の極北。

カツカレーのダブル。

ごちそうさまでした。