2021年11月04日

第2801夜:警報と痛風の跫【北九州(福岡)】(前編)

 若松高まる みんな二重まる。令和2〜3年度の若松商店街空き店舗対策タイトルである。

 貸店舗ツアーやDIY体験会が思いっきり緊急事態宣言とガチンコ。期間限定お試し出店も半分以上はぶつかってしまったものの、7月26日、何とか無事に完遂できた。

 その前日に福島県の会津若松からいったん神戸に立ち寄ってから福岡県の筑前若松へ。特に鉄チャンでも特定のテーマ旅マニアでもないが、これも奇遇である。

 4人で<TOMATO>。サラダ、蒸し豚&キムチ、エビチリ、馬刺……。生2杯の後は、店に2ヶしかないメガハイジョッキの一つを独占し超絶ハイピッチで鯨飲。

 メインディッシュはホルモンチゲ鍋。適度な辛さが嬉しい。汗がじんわり噴き出してくる。暑い夏こそ、暑くて辛い料理を。〆の雑炊もたまらない。私は鍋〆は麺派だが、この夜は米派の軍門に喜んで下る。

 時間は21時半過ぎ。まだ宵の口である。我が行きつけの九州支店(スナックショコラ)は月曜定休日ゆえ私は初ダイブとなった<酒友愛>へ。広々とした個室をあてがっていただく。

 我らが入店すると同時に11人の団体客が飛び込みで。皆さん、ソトノミできる喜びを思う存分噛みしめられているようである。

 第4波以降、栃木県(鹿沼・小山)と岐阜県(多治見)で私はソトノミを満喫していたが、埼玉県内や福岡県内はステイホテル。しかし7月26日時点で、福岡県は制限がゼロに。久々に飲食店でのソトノミを北九州市内で満喫する。

 ピリ辛チョリソーのアヒージョ、ハイボールのピッチを倍加させる。オイルに浸すバケットも安定の旨さ。煙草ついでに席を立ち、、初対面のマスターとも少し話し込む。

 マスターが白玉が入った蜂蜜やシナモンを振りかけたデザートピザを振舞って下さる。1軒目が韓国風旨辛料理。2軒目がチョリソー(辛口ソーセージ)ゆえ、タフな1日を〆るデザートピザが嬉しく愛らしい。家庭で再現無理。ソトノミだからこそ味わえる極上の非日常である。

 呑み会の席上、何故か白子が話題になった。私も白子は大好物。結果として、痛風持ちである。

 白子はいつでもどこでも食べられるわけではない。さっと湯どうししてポン酢か、天ぷらか、軽くあぶってレモン塩が定番か。

 ダントツ身近な白子は「鱈」で、神戸新長田の愛してやまないタンク筋<すし天>では春先に「鯛」の白子が入っていると炙ってもらう。

 「河豚」の白子も味わったことはあるが、数年に1度あるかないか。しかし、少なくとも経験だけはある。

 A部会長が「鰯」の白子をご賞味されたお話をされた。鰯に白子などあるのか。凄まじく小さいらしいが、希少極まりない珍味とおっしゃる。〔次夜中編〕

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期間限定お試し出店。若松商店街(エスト本町)にて。

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久々。

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暑い夏こそ、辛い鍋。

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〆は雑炊。

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チョリソーがハイボールを加速させる。

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デザートピザ。微笑みの味。
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2021年11月03日

第2800夜:Gの痕跡を探せ【門司港(北九州)】(後編)

 2度にも及ぶ門司港現地調査終了から10日後。待ちわびた『ビッグコミック』を発売日に捕獲。ゴルゴは巻頭カラー以外では常に一番後ろが指定席。真っ先に後ろから読み始める。

 北九州色は薄くなっていたが、ゴルゴに「友達」がいたかもしれないというある意味衝撃的なストーリーにノックアウト。Gの照れているような表情のヒトコマも見逃せない。

 Gの北九州ミッションを全3話にわたり満喫した一週間後、再度事件現場となった門司港へ。6月から7月にかけて隔週発売のビッグコミックとリンクするように1週間ずれて隔週ペースで私は門司港していた。

 Gがミッション遂行中、門司港で活躍する北Q州市役所の酒友・K本氏から今回のモデルの場末スナックが実在するという情報が届いた。ただし、場末ではなく会員制の高級バーらしい。

 Gが北九州ミッションを終えてしばらくした後、私はK本氏とそのバーへ足を運ぶ機会を得た。超絶ディープ門司港鯨飲ツアーである。

 まず一軒目(前編)はどこに行くんだと訝しみたくなる路地坂へ。角打ち<魚住>。大瓶4本、玉子豆腐、枝豆、ゴーヤ炒め付きで2人で1600円。思わず「エッ」と目を剥きながら感嘆の呻き声。常連の醸し出す雰囲気も大阪十三の角打ち級である。

 2軒目(中編)はK本氏曰く門司港エリア最強最高の小料理屋<かざぐるま>。満席だったが常連さんが席を積めて下さりカウンター席を確保。
ハイボールが何と角の小瓶。4杯はセルフで楽勝。こんな豪華な独り用ハイボールは初めてだ。

 おまかせ料理の小鉢4品満喫後、ママが鰻をたっぷり焼いて下さる。女将の小学生ぐらいのお孫さんが一生懸命接客して目尻下がりっぱなし。このお店、後継者対策万全。確実にあと60年はお店の歴史を紡げそうである。

 そして、3軒目(後編)。「G」が呑んでいたバー<燦>へ。会員制だがK本氏の顔で特別に私も潜入に成功。Gの痕跡をついに見つけた。しかし、深追いしては命を無くす。

 目を見開き、首をグルングルン回す。店内の至る所まで細部完コピ。ママのご尊顔も名前も作中とほぼ一緒。ここで、Gは呑んでいたのか。

 私も恥ずかしながら自分自身の写真を撮りまくる。お店の皆さまも嫌そうな顔ひとつせず、どうどどうぞモードである。

 掲載されたビッグコミックをカウンターで改めてじっくり読む。この店だけで6ページも使われていた。ママやレディから1コマづつ解説が聞けるシュールな非現実感。私のようなゴルゴ馬鹿が先客で居られたらしく、鬼のように写真を撮りまくっていたそうな。
 
 唯一作品と違う点があった。作品では場末の寂れたスナック感だったが、実際は50年以上続く格式高いバー。ママの祖母が創業されたそうで、ママが三代目。このお店もあと50年ぐらいは繁栄しそうである。

 ママの服装の雰囲気を含め店内の完コピぶりは前夜(中編)もご参照に。

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照れ気味のGがタマらない。

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前編:料理はサービス?

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中編:門司港エリア最強の人気割烹という。

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中編:料理はおまかせ。ハイボールは手酌で。

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中編:豪快な鰻蒲焼。

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後編:ついにGの痕跡発見。

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後編:Gはカウンターの奥に。

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後編:A(私)もカウンターの奥に。

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後編:ママの雰囲気まで完コピ。
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2021年11月02日

第2799夜:Gの痕跡を探せ【門司港(北九州)】(中編)

 その(雑誌)夜、門司港の栄町エリアのジャーナリスト曰く「客の入りも昔と同じで寂しい限り」な場末スナックにジャーナリストが立ち寄ったら、何とGが独りでカウンターで呑んでいる。このジャーナリスト、Gを知っていたようで顔を伏せるがあまりの怪しい行動にバレバレだ。

 Gはそのフリージャーナリストに警告する。そして、お会計。「そいつの分も含めて」お支払い。ママから「これじゃ多すぎます!」と驚かれている。ゴルゴ、気前の良さを見せつける。

 ちなみにGは水割りを飲んでいたらしい(ママ曰く)。ボトルはキープしていないらしく、常連ではなさそうである。

 翌日。Gの警告を無視してGの痕跡を探ろうとするフリーの男。関門トンネル人道入口あたりで聞こえた「ズキューンン」。ここで前編は終了。

 一般的にゴルゴは1話あたり前編と後編の2部構成で掲載。次号(後編)も私や北九州市民にとっては神回必至。待ち遠しい。

 前編の興奮冷めやらぬちょうど一週間後。私は門司港の栄町エリアに出没した。戒厳令発令中ゆえスナックはスルー。ミッション展開中の「G」の痕跡を見つけようとしたが苦戦。「G」が作戦進行中ゆえ、鉢合せして撃ち殺されんようにせねばならぬ。

 Gの痕跡探しに失敗してから一週間後。『ビッグコミック』最新号を捕獲。真っ先に巻末のGページをめくる。……。

 思わず目を剥いた。ウォっと叫んだ。「中編」だった。まさかの3部構成という超大作。さいとう先生、気合満点である。

 中編では元タレントの新興宗教教祖が下関で射殺される。調査の結果、対岸の門司からの狙撃と判明。1q近いスーパーショット炸裂である。

 フリー記者の男、米国大使館に問い合わせる過程で「WHO(誰が=G)」「HOW(どうやって=対岸の門司港側から下関の標的を狙撃)」はつかめたが「WHY(なぜ)」が分からない。Gに依頼した痕跡がないという。ゴルゴマニアなら周知の事実だが、Gが私怨で動くことはありえない。

 更なる調査過程で、ゴルゴ世界っぽくない昼ドラ的なドロドロが明らかになり、1人も大物(っぽい)政治家にたどり着く。そこで、中編が終了。

 それから一週間後、私は再度門司港へ足を運んだ。めったにない月2回の門司港入りである。ミッション先へ向かう途中、海べりから下関を眺める。

 私のような凡人は、こんな場所から下関へ狙撃しようなど1oも考えつかない。当然のごとく、薬莢など落ちていない。警察も現場付近は捜査していないようだ。何らかの政治的圧力が掛かっているのだろうか。

 Gの痕跡は2回目も見つけられなかったが、私のミッション会場(門司生涯学習センター)の館長注意書きにユーモアと深すぎる闇を感じた。〔次夜後編〕

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門司港エリアの歓楽街。

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なじみの店へ。

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まさかのG。

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隣の客にこんなことを言われたら泣いてしまいそう。

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お支払いもスマート。

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仕事中のG。

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警察もドン引き。

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痕跡を捜査中。

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ここから対岸(下関)へ狙撃できるか。

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ユーモアの中の深すぎる闇。
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2021年11月01日

第2798夜:Gの痕跡を探せ【門司港(北九州)】(前編)

 『ビッグコミック』。創刊1968年という男性向け隔週青年誌である。男性でも特に私のようなアラフィフに響く作品が多いが、大学生の頃も夢中で読んでいた。

 私は幼少の頃は『コロコロコミック』、小学3年生あたりから中学までは『週刊少年ジャンプ』、高校生からは『週刊少年マガジン』。

 大学生の頃は寮で10〜20人部屋に生息していた。寮生がそれぞれ漫画雑誌を担当して購入。回し読みしていた。『ビッグコミック オリジナル』(主にあぶさん)『ビッグコミック スピリッツ』(主にギャラリーフェイク)も愛読していた。

 私は確か『モーニング』を担当。クッキングパパはいまだに連載継続中である。私が大学生の頃に読んでいたクッパパの登場人物が、25年以上たってたまに単行本を読むとすっかり成長して戸惑うこともある。長らく会っていなかった親戚の子供の成長ぶりに驚くようなものか。

 1968年に『ビッグコミック』で連載が始まった看板作品『ゴルゴ13』。いつ読んでも、ゴルゴは年を取らない。コミックスはついに200巻を軽く突破した。

 アラフィフの現在、漫画をオトナ買いできるだけの圧倒的財力(ただし古コミックですが)をに有している。狂ったように全巻一気に様々な漫画を買いまくっている。しかし、漫画雑誌はつい買い忘れてしまい、そのうち縁遠くなっていった。

 第何波目かもう分からぬコロナ禍真っ最中の初夏。長崎平戸島のマークT中氏から、6月上旬あたりにゴルゴが北九州に出没するかもという情報が私に直接もたらされた。

 Gが北九州に出没していると思しき頃、新神戸駅の売店で久々に『ビッグコミック』を手にした。表紙に「北九州にG現る!?新章開幕!!!!!!!!!!!」。

 思わず目を剥いた。数年に1度の日本編がキタキュウという恐ろしさ。そして、北九州市は我が生活の拠点になりつつある。

 迷わずレジで捕獲。その夜、埼玉県春日部市の定宿でステイホテル晩酌しながらGのミッションを目撃。タイトルは『第609話 依頼なき狙撃(前編)』。

 フリージャーナリストが東京で開催された自動運転に関するシンポジウムに出席した後、北九州市の門司港で行われるバスの自動運転実証実験を現地取材することに。

 私は平均月イチペースで門司港に足を運んでいる。その一週間後に門司港入りする。そんな取組が進められているとは存じ上げなかった。個人的にはバスの自動運転よりも、交通系ICカードで支払いできるようにしていただきたいのだが(市営バス)。

 現地取材撮影中、偶然Gが写り込んでいた。やきそばやラーメンまでメニュー化されているおでん屋の看板の前で。G、ランチタイムだったのか。海の家のような看板の店は実在するのか。〔次夜中編〕

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平戸島に生息されているマークT中氏からの情報。

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表紙の片隅に刻印。

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まだまだ平和な雰囲気。

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地理感に長けていそう。

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1コマも見逃せない。

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昼飯におでんを喰っていたのだろうか?
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