「はぴバル」。昨日(22日)から埼玉県春日部市の春日部駅東口エリア+幸松エリアで24日まで開催された、コロナ禍におけるハシゴ酒ラリーという世界に先駆けた先鋭イベントである。
参加店も増えたようで充実の内容。安全安心対策も万全。NEXT商店街PJチーム、春日部駅東口商店会連合会、春日部市役所、埼玉県庁の皆々様の努力と工夫に最敬礼である。
チケット綴り販売枚数も例年はトータルで400枚ぐらいだが前売りで900枚突破。1000枚ぐらい売れたという。酒好き市民はイベントに飢えていたのだろう。
チケットは8枚つづりで1枚300円。前売り2000円、当日2400円。使い切れない場合はあとバルも。パンフにお店により必要枚数が異なる。地元の大学生も手伝っている。
参加店は満席&売切続出。店舗入店型イベントの破壊力。K日部市役所の皆さまも呑み屋正式解禁な雰囲気でどこに行っても大盛況。役所の方が大挙して飲み歩くとこれほどの経済効果をもたらすものかと瞠目させられる。
東商連O川会長、Y口市議にご挨拶。Y口先生から<あま太郎>という店の焼きたて出来立て饅頭を賜る。最近私は甘党になりつつあるのでかぶりつく。上品で芳醇な甘さ。ズシリなボリューム。これ1ヶで腹が満たされてしまいそうになる。
私は春日B市役所商業チーム(次長・主幹・主査・美女)とチョッキ(県庁らしい)チームに合流。店選びは関東随一の公務員美女にお任せである。
1軒目はレトロ横丁的な雰囲気が横溢する<万や>さん。初ダイブである。広々とした個室に通される。バルは一般的に少人数であるほど機動力があり、6人になると入れる店が限られる。あまりにもスムーズなので少し戸惑う。
皆さんは生、私はどこかの地酒を。料理は日替わりおつまみセット。チケットは3枚(900円)。
3種盛が充実している。ローストビーフ、アボカド刺、何か忘れたけど小鉢。なかなかに酒が進む。盛り付けも上品。1件目チョイスとしては最高クラスではなかろうか。
バルに長居はヤボ。2軒目へ突撃すると、満席で入れず。すでに終了してしまった店も。春日部バルの素晴らしい特徴は物販も参加している点。物販店もよく利用されている雰囲気だ。
行っても満席で入れない。これぞバルの醍醐味である。さらに数店が満席で入れず。同行氏たちはこんなの初めてと驚いている。
思案に暮れていると、Kレヨンしんちゃんのトレーナーを着こんだ8人ほどの集団が。同行氏たちと顔なじみである。××という店から8人で出てきたから今なら入れるというタイムリーな情報を頂く。貴重である。
向かった先は<粕壁駅前酒場>さん。カウンターだけのお店だが情報の鮮度高し。角を利用しながら6人並ぶベストスタイルである。
途中、傘を1軒目で忘れたことに気づいた。私の傘ではなく、ホテルからの借り傘。無くすわけにはいかない。チョッキに窮状を訴えると「ああ、そうですか」と素知らぬ顔。
それを聞いた市役所のK子氏が「私が取りに行ってきます」と猛ダッシュ。そんな様子をK子氏より20歳以上年下のチョッキは鼻で笑っている。後ほどお灸を据えねばならない。〔次夜後編〕
関係者のご尽力に最敬礼。
春日部駅前の本部。
差し入れで頂いた和スィーツを頬張りながらスタート。
1軒目。幸先上々。