都道府県魅力度ランキング。私はまちづくり屋だが今までこんなランキングなど全く興味関心なく、ニュースが目にも耳にも入ってこなかった。1位も最下位も知らなかった。ところが2020年度、聴き捨てならぬ事象が起きた。栃木県が最下位に転落したという。
長年茨城県が最下位を死守していたが、栃木県が転落。茨城県は大幅なランクアップだ。余談だが、ある御方にお聞きした話では、茨城は最下位奪還に向けて動いだしているらしい。どうやって奪還するのかさっぱり分からぬが。
私は2018年度から鹿沼と、2019年度からは小山と、2020年度から日光市とも御縁を頂き始めた。2020年度時点でこの3市へ月2回ペースで通っている。
2020年6月、鹿沼市久保町1859-3に土地付き店舗を購入した。私にとってまさに第2の故郷・栃木県。私が不動産を購入するほど栃木県は魅力に溢れている。最下位とは思わず眉をしかめる結果である。誰がどんな手法でランキングしているのか。
スマホで検索したらすぐに出てきた。確かに栃木県、最下位である。1位は北海道。まあ、納得である。
私は21世紀に入ってから、群馬県、山梨県以外はすべて足を運んだ。ゆえにこの2県は評価下せぬとして、他の45都道府県は私なりの魅力度がある。もう一度行きたい県、申し訳ないがもう別にいいかなという県。
私は観光ではなく99%以上シゴトゆえ、魅力度の尺度が異なるかもしれない。私なりのランキングをつけてみたいが、余計な摩擦を生むだけである。
訪問頻度が多い県ほどヒトにも店にも名物にも詳しくなり、愛情が深まる。客観的ランク付けは不可能。しかし、栃木の最下位は感覚的にもあり得ない。
悪名は無名に勝るという。確かに中途半端に45、46とか35位なら弾けようもないが、最下位なら後は這い上がるだけ。突き抜けるだけである。新たな魅力をブラッシュアップ、新装開店、復活再開へのパスポートでもある。
そんなランキングに唖然とした2020年10月下旬、栃木県内で5泊6日することに。お宿は5泊とも宇都宮駅前の定宿。宇都宮では特に用事もないが、県内移動の拠点として極めて便利。日光(今市含む)、小山、鹿沼を縦横無尽する。
10月〇日
正午前に宇都宮駅着。日光線乗換まで20分強。改札を出て昼飯の時間は厳しいが、改札内には新幹線改札口と在来線ホームに立ち蕎麦がある。
私のお気に入りは在来線の<野洲そば>。滋賀県の野洲駅とは特に関係ないだろう。駅そばは朝が勝負のイメージだが、ここは何故か11時オープン。なんとも言えない重役っぷりである。よってあまりタイミングが合わず。これまでの啜りは1度だけだ。〔次夜その2〕
時間帯的になかなか啜れない。
屋外でもコロナ対策万全。