デンチャ(DENCHA)。折尾を起点とした若松線を走るキュートでシャレオツな電車である。
筑前エリアで連続ミッションだった秋の夜。デンチャで折尾へ向かう。ミッション終了後、折尾商連&北Q州商工会議所の皆さまと焼鳥屋へ。
ハイボール濃いめが嬉しい。妙に旨い。ハイボールに旨い不味いもないというご意見もあろうが、キッチリ丁寧に濃い目に作ったハイボールは全く別物。濃い目かつ氷も程よく、がぶ飲みではなくじっくり味わえる。これは立派なカクテルである。
ジョッキで呑むハイボールの中には炭酸水とほぼ同一な味と色が席巻する中(特に大型店)、丁寧な仕事ぶりに頭が下がる。誠実さが胸をうつ。
同行氏たちも珍しくハイボール一択で注文しまくっている。呑兵衛は感覚も共通するのだろう。焼鳥、トマトスライス、サラダ(ポテトフライ)、唐揚。どれもハイボールに好適。さらにピッチを加速させる。
宴たけなわでお開き。折尾駅へ。若松行きのデンチャを25分以上待たねばならない。
カバンからポケットバーボンを取り出した。デンチャは2両編成だが、私は一車両独占。気兼ねなくバーボンをグビリとヤる。待ち時間25分、乗車時間15分。私の中の銀河鉄道車内の独り2次会である。
バーボンやりながらぼんやりスマホでFBを眺める。タイムラインを見ていると、私と同じ世代以上のメーテル大好き銀河鉄道世代のオッサンたちが「シャレオツ」というワードを多用していることにふと気づいた。なんとなく同世代として恥ずかしさを覚えた。
私も意識せず使っているかもしれない。背中に冷たいものが流れた。今の若い方々は「シャレオツ」など使っているのだろうか。少なくとも私は目にしたことも聴いたこともない。
着後、一人で我が社の九州支店(ショコラの隅の0.25坪)へ40分ほど出勤。ラフロイグを2杯ほど呑んで24時過ぎにホテル。私にとってショコラは終着後の車両基地である。
それから3日後。再び筑前入りした私は黒崎駅前新天街の居酒屋5人で突入。どこも黒崎はよく流行っている。コロナ関係なし。
カムズに移動しアーケード下<こげん>でハイボール。一気に冷え込んできた。路上で呑んでいると神戸市民の私ですら知り合いによく合う。通っているというより、住んでいる感覚だ。
10月中旬の10日間は北九州(黄金・商工会議所)→(神戸の自宅)→沖縄→北九州(若松・折尾)→紀伊田辺→(神戸の自宅)→北九州(黒崎)。完全に北九州が拠点。
有難い限りだが、怠け癖がついた中年オヤジ(私)にはキツい。この夜24時前にはホテルへ。こんなに早い帰着は黒崎で初。
翌日は朝7時からフル回転。黒崎はシャレオツな「デンチャ」は走っていないが、黒崎と直方間を快走する「チクテツ」が走っている。
黒崎からデンチャでもチクテツでもなくJR普通列車に乗って移動する前の我がルーティンは、駅前コムシティ内<Tリーズ>でPC&珈琲。シャレオツな雰囲気である。
デンチャ。
折尾にて。ハイボール旨し。
折尾商連の皆さま、約10年間ほぼ毎月ありがとうございます💛
コワーキングスナックin若松。
黒崎にて。ハイボール旨し。
黒崎駅前新天街&支援機関の皆さま、毎月ありがとうございます💛
2次会は<こげん>。