2021年01月11日

第2603夜:拉麺三国志〜がっつり編〜【宇都宮(栃木)】

 ‘がっつり’。この単語はラーメン界においては一般的に「二郎系」を示す(と思われる)。

 コロナ禍が少し落ち着いたような気がしないでもない初秋の正午前。3日連続で宇都宮駅前商業ビル地下らーめん横丁へ。

 横浜家系の<希家>へ半年以上ぶりに。前回は家系スペシャルだった。今回は「ガッツリらーめん(820円)」。いわゆる‘二郎系’である。‘がっつり挑戦してみませんか’というポスターに挑発される。

 ジロリアンの皆さまには説明不要だが、野菜、脂、ニンニクがそれぞれ「増し」「増し増し」と選べる。私は「野菜増し」「ニンニク増し増し」。この日が終日宇都宮かつミッション無く誰とも会う予定がないからだ。ニンニクをたっぷり体内に注入する。

 ぼんやり呆けていると、ブツ降臨。丘というより、山。これが野菜増し増しだったらチョモランマだ。分厚いチャーシューが2枚、モヤシという名のビッグウォールに張り付いている。

 まずはスープ。……。二郎系にしてはマイルド。実に飲みやすい。初心者向けかもしれぬが、私もまだまだ二郎道の白帯。ちょうどよい浸透圧である。

 野菜に全力で挑む。麺になかなか到達せぬ。大量のニンニクがスープに溶け味が確変していく。

 野菜を喰い切った。極太ごわごわ二郎麵に挑む。手ごわいが、この太さと硬さがスープと組むには必須。チャーシューもかなりのボリュームだが脂少なく好ましい。

 気合で麺、野菜、肉を喰い切った。たっぷりニンニクが浮かぶスープはさすがに飲み干せなかった。

 横浜家系と二郎系。中毒性の高い2大拉麺が1店舗で、それも栃木(宇都宮)で楽しめるキセキ。天孫降臨である。

 マスクの中がニンニクの臭いで循環。満腹で苦しい。少し運動せねばならぬ。そのまま駅前でレンタサイクル(1日100円)を借り、宇都宮市内を3時間ほどブラブラ。久々の運動である。

 翌昼もらーめん横丁。これで4日連続。1日2度の日もあった。海老豚骨塩、煮干し中華、二郎系、鶏ガラ醤油と続いたので、目先を変えて「超濃厚魚介豚骨つけ麺(860円)」。

 私はつけ麺にあまり興味がなかった。2017年から激しく関東へ足を運ぶようになり接する機会が増えたこと、毎月恒例となりつつある北九州市小倉駅構内(フジヤマ55 注:現在改装休業中)での魚介豚骨つけ麺が影響し、私なりのつけ麺カスタマイズが仕上がってきた。惚れてきた。

 飛び込んだのは<春樹>。4日連続5回突撃うち3回が<春樹>。懐の広い店である。

 麺の種類が2種から選べるそうで一般的な「もちもち麺」に(もう一種は良く分からぬが胚芽麺)、そして茹で上がりを水でシメない「あつもり」。ここまでは迷わない。

 問題は量である。並(女性向き)・大盛(男性向き)・特盛(大食向き)・山盛(超大食向き)。並は論外。私は一般男性ではないので大盛もパス。特盛か、山盛か……。

 量はサービスなので、喰いきらんかったらお店に申し訳ない。様子見も含め「特盛(750g)」に。

 8分ほどしてブツ降臨。丼いっぱいに広がる黄金。焼豚、葱、海苔、メンマ、ゆで卵が別皿という点はポイント高し。徐々に味を確変できるからだ。

 まずはストレート…。濃厚。典型的な魚介豚骨。紙エプロンを装着。これが無ければ大惨事だ。

 葱、メンマ、焼豚を投下。絡めながら啜る。時折メンマ、焼豚を齧る。順調である。海苔は麺に巻いて浸して啜る。これも良い。

 半分ほど啜り切った。かなり苦しくなってきた。濃厚極まりないジャブの連打にKO寸前。

 店員さんに早めの「スープ割り」を依頼。この店はなんとつけダレもお代わり自由だったが、ここはスープで割ってあっさりに。啜り続ける。ゆで卵を浸し頬張る。笑みが漏れる。後半のスープ割り作戦が成功し、美しく完食した。

 二郎系、つけ麺特盛。地下闘技場で繰り広げられるガッツリな宴。三国志の群雄割拠ぶりはますます激しさを増しそうである。

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二郎系。野菜増し、ニンニク増し増し。

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腹ごなし。

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特盛。
posted by machi at 07:36| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする