2021年01月06日

第2600夜:地元名産でホテル晩酌【日光・小山(栃木)】(後編)

 かぶりつく。……。どのあたりが日光なのか七福なのか分からぬが、しっかりと旨い。「日光誉」をラッパ呑み。口の中で旨さが確変。揚げの甘さと具沢山の酢飯が絶妙。稲荷すしを晩酌の肴に指名したのは初めてかもしれぬが、日本酒にはど真ん中ストレートである。

 七福が気になったので、成分表示を読む。卵、椎茸、干瓢、人参、蓮根、ゆば、水菜。油揚げと酢飯以外に7種類の具が混ぜ込まれているから七福なのか。

 さらに読み進める。PH調整剤、アミノ酸、カラメル、モナスカス、アナトー、ソルビン酸K、赤106、赤102……。少し詳しく読み過ぎたようである。

 稲荷6ヶが無くなるころ、日光誉の300mlが空に。ラスク開封。「日光路」も開封。同じようにラッパ呑み。……。誉に比べるとサラリとした印象。口当たりが抜群。しかし舌に自信がない。

 ラスク、最高。このまま呑み屋やバーで提供しても人気メニューになること請け合い。カリカリ度合いが増した極上のガーリックトーストな塩梅。次回大量購入かお取り寄せしそうである。

 ラスク滅失。日光路も空に。読んでいたミステリの字が追えなくなった。そのまんまベッドへダイブ。宇都宮で味わう日光セット。至福の雨の夜である。

 翌日の夕方。小山ミッション終了後、まちの駅<思季彩館>へ。昨晩は日光セット。今宵は小山セット。二夜連続の宇都宮ホテル晩酌決行のため店内を物色する。

 小山は地酒の蔵元が数多い。迷いながらも若駒酒造の米吟醸酒「小山評定(720ml)」捕獲。

 ツマミの一つ目は小山市内の深川フーズファクトリーさん製造のポテチ。そしてメインディッシュは……。<おとっぺ>の「あらびきソーセージ」である。

 おとっぺ代表のM田女史は1か月ほど前にお会いした。私もシゴト柄様々な経営者とお会いするが、これほどバイタリティと勢いの満ち溢れた若手経営者は希少。ぜひ試してみたかった。

 宇都宮のホテルに戻り、晩酌の準備開始。ところが、おとっぺソーセージは冷凍。ボイルする設備など部屋どころかホテル中にない。5秒ほど思案…。天啓が下りた。

 ユニットバスに湯を張り、素っ裸で体を浸けるついでに凍ったソーセージも一緒に。ちなみにソーセージの原材料はおやまブランド「おとん」。まさか、おとんと混浴するハメになるとは。

 おとんソーセージ解凍。人肌の温度に。しかし、もう少し熱々を頬張りたい。

 寝間着に着替え部屋を見渡す。湯沸かしポットがあった。これに開封してぶち込んでボイルしてやろうかと思ったが、ホテル側にとっては大迷惑なご法度。

 我が部屋にはコーヒーカップが2ヶあった。一休さんのごとく閃いた。カップの一つに解凍されたソーセージを6本ツッコミ、沸騰したお湯を注ぐ。待つこと1分。かぶりついてみる。

 ……。しっかりと熱々である。ジューシーである。ボイルしなかったことで旨味が外に逃げず凝縮している味わいだ。

 若駒をもう一つのカップに注ぎ、グビリ。……。パンチある芳醇な切れ味である。カミソリというより、よく切れる鉈。ソーセージとの相性も良い。

 ポテチは薄味でじゃがいもの風味をしっかりと味わえる。ソーセージとジャガイモ。まるでドイツ料理だが、これらを地酒で合わせる。2夜連続の野趣あふれるホテル晩酌である。

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小山市のライフライン<まちの駅 思季彩館>で捕獲。

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ボイル成功。
posted by machi at 08:50| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする