コロナ禍下における9月下旬の雨降る夕方。宇都宮から日光線で今市駅へ。ミッション開始まで45分もある。
雨が酷く散策気分ゼロ。ゆえに時間潰しで道の駅へ。立派なF村徹記念館が併設されている。氏は著名な音楽家らしいが私は勉強不足であまり分からない。
施設内は地元野菜や土産物、名産品などが所狭し。K谷ベーカリーのパンや手作り総菜、催事ブースも大充実。館内は2回目だが、前回は駆け足で見回っただけ。今回は時間を持て余しているのでじっくりと物色する。
ミッション終了予定時刻は21時。日光ではミッション終了後即解散。宿は宇都宮駅西口で到着は22時半頃になる。呑み屋密集エリア(東口・オリオン通り・泉町)まで歩くには少々遠い。
意を決した。ホテル晩酌である。ただし「日光感」を味わいたい。
総菜コーナーへ。栃木県産ハムやチーズに心惹かれるが、さらに掘りこんで日光産に拘りたい。
総菜はほとんど売り切れていたが「日光七福いなり」が残っていた。日光市内の寿司屋が作っている雰囲気。値段も600円程度と手頃。
もう1品欲しい。……。見つけた。「日光ラスク ブラックペッパー&チーズ味」。ツマミになりそうだ。お稲荷の揚げの甘さとペッパーチーズなラスクとの対比も好ましい。
アテが決まった。酒である。地ビールが欲しいところだが、ホテルに戻ったら早く呑みたい。それまでに温くなるだろうし、部屋に冷蔵庫で急冷しても中途半端。ホテルにはコンビニが併設されているそうなのでそちらでビール類は捕獲することに。後は、地酒である。
日光市内には2つの蔵元がある。渡邊佐平商店「日光誉」と片山酒造「日光路」。様々な種類があったが、2大蔵元の定番と思しき商品の300ml瓶をそれぞれ購入。
日光誉はこれまで今市エリアの居酒屋<和光>で鯨飲した上、蔵元の社長とも意見交換させて頂いたことがある。日光路は初めてなので楽しみである。
ミッションを終えて宇都宮のお宿着後、コンビニ直行。ビールではなく試したことなかった発泡酒(本麒麟)2本と念のため格安ウィスキーボトルも購入。時間は22時半だったがフロントはチェックインの行列。経済回復の槌音が感じられる。
ユニットバスで凝りを解し、発泡酒をカシュッ。ゴクゴクゴクゴク。ぷしゅー(ワカコ嬢風に)。あっという間に2本空に。
七福いなりのフタを外す。わずかな量だが玉子焼と柴漬が嬉しい。…‥。ふと気づいた。いなりが6ヶ。七福だから7ケというわけではなさそうだ。〔次夜後編〕

道の駅に併設されている偉大な昭和の音楽家の記念館。

捕獲成功

次回はコレに。

日光晩酌スタート。