2次会は超満員の<ニューラベンダー>で24時半まで。いったん定宿<トマール>のベッドにダイブしたのだが、今日はへそ踊り頑張ったし、怒涛の12連泊最終日だし、自分へのご褒美として<山岡家>でネギチャーシューメンな深夜1時半。
それからちょうど一週間後。全く同じルート、時間で札幌から富良野入り後、<小玉亭>直行。
醤油チャーシューメン、塩チャーシューメンに続く気になるメニュー三部作の最終章は「カツカレー南蛮そば」。カツカレーうどんを愛してやまない私にとって外れなしの激惹メニュー。
外はマイナス10度だがYシャツ1枚で楽勝な暖かな店内でスポーツ新聞を読んでいると、ブツ降臨。ライスを頼まずにいられない。
七味をパラリし、まずはカレー汁。ド二日酔いの肝臓が喜んでいる。カレーには二日酔いを蹴散らす成分が含まれている(らしい)。トロみあるカレー汁に浸ったカツを齧る。
……。ジューシーで甘く、柔らかい。カレー汁の衣をまといセクシーさにクラクラ。すかさずライスで追いかける。……。目を細める。無敵の組合せ。最後は残ったカレー汁にライスをぶち込む王道。外の厳しさ、中の天国である。
「FEEL THE WIND」も最終回。回を重ねるごとに来街者(特に外国人)がさらに増えてきた。観光協会協力による多言語でのSNS情報発信や市内宿泊施設の告知協力、第1回、第2回参加者のSNS等による情報発信などの効果が出ている。
当初は外国人観光客に地域住民や商業者と日本文化を切り口に交流を深め、富良野市内および新相生商店街へのファンになってもらい全世界へのSNS発信やリピーター増加、新たな集客効果を期待していた。期待通りの成果が上がりつつあるが、それに加えて観光客同士が交流を深めているという副産物もあった。
大団円で終了。<フラノバール>でプチ打ち上げ。私は1杯目からハイボールをガンガン。海老と貝のアヒージョ、熱々の激旨。オイルをバケットに浸すと無敵。ペペロンチーノを挟み、親子スパゲティ。親子とは、鶏肉と卵。
新相生のシンボル「へそ神社(へそ)」には「絆」という意味が隠されている。親子の絆、世界との絆。よって「親子スパゲティ」である。
2軒目は当然のごとく<ニューラベンダー>。1時間ほど談笑した後は珍しく全員(アキラさんだけでなく4人とも)カラオケ大会モード。
この店では点数がゾロ目になればママからビールか何かがサービスされる。私もピエール&カトリーヌ♪、サザンウインド♪、セーラー服と機関銃♪などを恥唱。気づけば24時を回っている。
いつもならフラフラ一人でY岡家に行ってしまう私を止めるためか、すぐ近くの<さいげん>へ。餃子とビールから始め、〆はラーメン。豊富なメニューの中からAキラちゃんオススメの「濃厚海鮮えび味噌ラーメン」。確かに濃厚で海老風味ばっちりで旨し。汁1滴残さず熊啜。
夜中1時が近づいてきた。我ら4人はカウンターで談笑しており、そろそろお開きという頃合いに、マスターが「一つ質問していいですか?」。
同行氏たちも何だろう?でもどうぞ?という感じで頷き返す。するとマスターは「このあたり(店周辺)はあまりお客が歩かない。どのような導線計画が望ましいか」と泥酔気味の深夜1時前にいきなりガチな質問をぶっこんで来た。
全員黙り込む。沈黙に絶えきれず私も苦しい答えを絞り出す。答えになっていない答えだ。
外はマイナス10度以下。シバれている。約2週間のフィール・ザ・ウィンド(風を感じて)。達成感と満足感が心地よい。暖かな定宿に新雪を踏みしめながら戻る。フィール・ザ・スノーウインド(吹雪を感じながら)。

旨すぎるチキン。

2軒目は当然<ニューラベンダー>。この夜は満席。

深夜の背徳。<山岡家>のネギチャーシューメンは我がソウルフード。抗えぬ。

カツカレーうどん(そば)は我が大好物。

ヨイショ〜!

ますます弾む国際交流。

<フラノバール>にて。

親子スパゲティ。

2週連続の<ニューラベンダー>。

濃厚海鮮えび味噌ラーメン。