2020年02月26日

第2386夜:水越祭【鹿沼(栃木)】(前編)

 「水越祭」。夏越祭みたいな響きだが、神社でも伝統行事でもなく、ある個人の苗字。特に令和元年の11月、Ⅿ越氏と凄まじいほど回数をご一緒。特に後半はハイピッチ。今年度最も酒席をご一緒している御仁である。令和元年11月下旬、まさに「水越祭」モード真っ最中だった。

 初日は熱海で行われたある催し。私もⅯ越氏も参加していた。氏はその日に鹿沼へ戻り、私はその夜鯨飲。翌朝、熱海から氏の待つ鹿沼へ向かった。

 始発の熱海駅から終着の宇都宮駅まで約4時間の普通列車。着後、駅構内<宇都宮餃子館>直行。迷わず「佐野ラーメン」。チャーシュー2枚トッピング。スープ最高。麺がツルツルでモチモチ。喜多方と佐野は私基準では常食系の2大巨頭。佐野は台風19号で悲惨な目にあっているが、少しでも応援の気持ちをこめてスープ1滴残さず熊啜。

 せっかくだから、佐野ラーメンを注文をしたら、その売上代金のたとえ10円でも佐野の復旧復興に義援金として送ればいいのに……。すでに送っているなら謝らねばならぬ。

 宇都宮駅前<T横イン>怒涛の3連泊チェックイン後、鹿沼へ。その日の昼は足利市でまちゼミフォーラムという催しがあり、その講師を務めたM越氏もミッション開始ギリギリに駆けつけた。そのミッションの最中、水越祭最大のクライマックスが2日目に訪れた。

 下野平定のため足利へ下向されていた上様が鹿沼へ降臨。上様を栃木の鹿沼の<六本木>にお迎えできるという光栄を我らは浴す。鹿沼は蕎麦の産地であり、新そばが香り豊か。キープしたウィスキーがあっという間に空に。

 私と同じ旅籠の上様から部屋で夜食で食べるようにと下賜された謎の焼きそばを深夜1時ごろバーボンで流し込む。水越祭、2日目にしてフルスイングである。

 水越祭3日目の朝。上様と朝食会場でばったり。話し込むが、私はどうしても小山に行かねばならぬので上様を放置するという狼藉を働いてしまう。

 小山ミッションを終え、正午前に宇都宮帰着。駅構内<宇味家>で佐野ラーメンに自家製チャーシュートッピング。枚数は書かれていないが290円。昨日(宇都宮餃子館)は2枚で200円。

 ブツ降臨。チャーシューが大きなものが4枚。メニューを再度ガン見するとデフォルトはチャーシュー1枚なので3枚。これは好みの世界になるが、私は宇都宮餃子館の佐野ラーメンを押す。宇味家も1滴残さず啜り切ったけど。2日連続で昼は佐野ラーメンである。

 ホテル缶詰PC猿打し、18時ごろの日光線で鹿沼へ向かう。氷雨降る中、震えながら改札で待っていると、Ⅿ越氏がお迎えに。まるで恋人の関係だ。

 大盛り上がりのミッション終了後、Ⅿ越氏たちと二夜連続で<六本木>。帰ってきた感半端なし。最近グラタンにハマっている。こってりとハイボールを鯨飲だ。

 24時前にタクシーで30分かけて宇都宮。運転手さんは「お客さん、最高の最短ルートで走るのでお任せください!寝てていいです!」と10回ほど同じことを連呼。何となく嫌な予感がして寝ずに起きていたら、2週間前のこの店から宇都宮駅前T横インの深夜コースよりも高かった。〔次夜後編〕

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<宇都宮餃子館>の佐野ラーメン。

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上様降臨。

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新そば。

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上様からの下賜。

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<宇味家>の佐野ラーメン。

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鹿沼終点に乗ると妙に得した気分。

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二夜連続の<六本木>。

posted by machi at 17:04| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする