2019年09月17日

第2280夜:商店街でバードウォッチングするために【宮古(岩手)】

 宮古市の鳥(市鳥)。浄土ヶ浜周辺を飛びまくっているニャーニャーと猫のような啼き声を発しながら浄土ヶ浜周辺を飛びまくる「ウミネコ」である。ちなみに岩手県の県鳥は「キジ」、日本の国鳥も「キジ」らしい。

 炎暑激しい8月上旬の昼。‘花香る・散策路’宮古市中央通商店街で『中央通セントラルパークプロジェクト』の一環として子供と保護者を対象にした夏休み自然教室が<おでんせプラザ>で開催された。紙芝居とセットになった宮古市の野鳥の勉強会と巣箱づくりワークショップの2本立てである。

 講師は日本野鳥の会宮古支部の方々。紅白歌合戦でおなじみだが、野鳥の会の方と初めてお会いした。その広範囲な知識と愛情に心躍る。

 宮古市は海抜ゼロの浄土ヶ浜や宮古港から標高1917mの早池峰山まで有する日本屈指に巨大な市。これまで314種の野鳥が確認されており、山鳥よりも水鳥の方が多いらしい。ちなみに全世界で約11,000種が確認されている。

 宮古では1年中見られる「留鳥(スズメ・トビ・ウグイス・シジュウカラ・ウミネコなど)」、夏は高い山に、冬は低い山や南へ移動する「漂鳥(ルリビタキ・カヤクグリ・イワヒバリなど)」、他にも「夏鳥」「冬鳥」「旅鳥」「迷鳥」があるそうな。何となく漢字で習性が分かる。

 野鳥は川、山、海で多くも見られるが(生息環境)、商店街ではスズメ、ツバメ、カワラヒワ、シジュウカラ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、トビ、そしてカラス。私は野鳥の知識が皆無なのでさっぱりわからないし気づかなかったが、カラスだけは商店街でよく見てきた。

 商店街で野鳥を保護するポイントをご教授いただく。野鳥の好む実のなる樹木を植えること、冬限定で給餌活動することなどが効果的らしい。冬限定というあたりに説得力がある。

 巣箱はただ設置すれば野鳥が集まるというわけではないらしい。様々なコツがあるそうだ。入口は3p(スズメ)、2.8p(シジュウカラ)と細かく分類され、底に雨水を抜く穴を開けることが重要という。ちなみにスズメが巣箱を寝床として利用するのは秋から冬らしい。

 設置場所にも留意不可欠。ヒナがカラスに襲われてしまう。私は札幌で巣守り中のカラスに攻撃され、首筋に嘴から思いっきりぶつかってこられたのでカラス対策は万全でありたい。

 会場を埋め尽くした子供と保護者合わせて約30名の中で、子供以上に保護者の方が野鳥の説明に聞き入っている。オトナでも十分に面白くタメになる。

 巣箱づくりワークショップはやはり盛り上がる。会場(おでんせプラザ)はエアコンなく、この日は30度はあったかと思しき夏日だったゆえ会場は熱気を通り越して酸欠状態。そこにペンキの匂いも混じる。

 熱中症が危ぶまれたが、無事終了。最後にかき氷が振舞われた。私もご相伴に預かる。かき氷をすべて食べきったのは生まれて初めてかもしれない。途中でキーンとなって残してしまうからだ。それほど暑かったのだろう。私は特に何も動いていないのだが。

 たっぷり野鳥のことを学んだので、その夜は食鳥のことを学ぶべく<のり平>へ。カウンターはびっしり満員で入れず。焼鳥屋という名の巣箱に私は入れなかった。

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野鳥のお勉強。

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巣箱作成ワークショップ。

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かき氷のおふるまい。

(付記)
2019年10月13日(日)・14日(祝)に開催される「宮古まちなか楽市〜秋の陣〜」初日(13日)にバードウォッチング体験イベントを開催。ドローンも登場。ぜひご来場くださいませ!
posted by machi at 07:28| Comment(0) | 岩手県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする