2019年09月05日

第2270夜:王の恋虜【宇都宮(栃木)】

 ファラオ。紀元前を牽引したエジプトの王の尊称である。最も有名なのはツタンカーメン王かもしれぬが、やはりラムセス2世にトドメを指す。

 ある梅雨明け直前の夏の夜。鹿沼ミッションを終え宇都宮駅前へ。適当に飛び込んだコの字カウンター居酒屋で暑気払い。時折響く雷鳴をBGMに生で乾杯。

 ホッピーに切り替えて焼とんをツマミに談笑していると、鹿沼から商店街リーダーが駆けつけて下さった。さらに杯を重ねていると、店も混んできた。別の場所でリーダーの相方が呑んでいるそうで、合流することに。西口から東口へ移動する。

 東口もなかなかの活気である。西口と比較すれば新しい街の雰囲気が漂っている。3人で向かった先は<Fァラオ>。クールでハイバーで広々としたラウンジである。

 相方氏と一緒だった某金融機関の重鎮も含め5人でVIPルームへ。スタイル抜群な極上の下野美女たちがマンツーマンディフェンスを敷いて下さる。

 いきなりシャンパンが運び込まれてきた。しかも2本。そしてバースデーケーキも降臨。この夜は同行オヤジ2氏と店の美女の誕生日だったらしい。

 煙草を吸いながら談笑し、好きなだけ鯨飲する。時折カラオケ。私は何故か『飾りじゃないのよ涙は』をハッハァ〜♪と恥唱。

 誕生日を迎えたご両人は美女たちと密着感たっぷりにデュエット。腰への手の回しっぷりに若手では醸し出せない年期、年輪、円熟を痛感させられる。妙に照れくささがにじんでしまっている私などまだまだ若輩だ。

 延長を繰り返し、気づけば12時を大きく回っている。同行氏たちと別れ、私はホテルに戻る。翌日知ったが、鹿沼軍団はあれからさらに他に店に足を運ばれたようである。バイタリティが凄まじい。

 翌朝。珍しくスッキリと目覚めることができた。予定より1時間近く早めにチェックアウト。羽田空港でチャーシューメンを啜るためである。
ホタホタと駅に着き、みどりの窓口に向かうと不穏な放送が聞こえてきた。東北新幹線が何らかのトラブルで運休しているという。

 大慌てで在来線に振り替えた。羽田空港はギリギリの到着になりそうだが、1時間早く動き出して正解である。そのまま目覚めずにノコノコ駅に向かっていたら、予定していた飛行機に乗り遅れる大惨事が待ち構えていた。奴隷の如き私はファラオの恋虜である。

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シャンパンが2本投入。

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おめでとうございます!
posted by machi at 08:08| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする