2019年2月の最終日。2018年度北九州ラストミッションを終え、縁の下の力持ちの御仁たちとこの店へ。私は初訪問である。M渡アニキがコース料理を予約してくれていた。呑み放題付きである。
小倉は焼鳥屋と焼肉屋が異常に目立つ。最近は寿司の街としても名を上げているという。
私は寿司と天ぷらだけはカウンターに拘りたい。この日は焼肉モードだった。前日は神戸新長田の20年通っている鮮魚居酒屋<あみさき>で刺身(烏賊・帆立)、穴子天ぷら、エビマヨで万全の体制を整えた。
生でガツンと乾杯。サラダの後の一発目は焼きしゃぶである。その前に、謎のチューブ状のゼリーのような食感だが苦くてマズイ物体を手渡された。
チューっと吸い込む。生ビールで流し込む。食事前に摂取するとダイエットの効果が謎の物質らしい。説明を聞いたが肉に気を取られ、あまり頭に入ってこない。
美しい霜降り。さっと焼いて、卵の黄身を絡めて喰らう。……。ほっぺた落としである。
辛口タレ&大蒜、レモン、塩などを駆使し絶品の何とか牛を食していく。かなりのボリュームである。オヤジになるにつれ霜降りが厳しくなってきたが、キムチで口内をキリっと引き締める。
ホルモンも含め、ありとあらゆる高級な部位を腹に入れた気がする。ハイボールのピッチがマッハに加速。
あっという間に呑み放題ラスト時間。石焼ビビンバで〆る。願わくばテールスープあたりがあれば……。もっと高いコースにはついてくるのかもしれないが、私たちが頼んだ匠コースもとんでもない満足感とコスパである。
2軒目は当然のごとく<ムーラン>。M渡アニキ秘蔵のプレミアムな赤ワイン、焼酎、日本酒を鯨飲。最初の赤ワインが食道あたりに残っていた霜降りの脂を洗い流していく。浦霞のひやおろしの口当たりと喉通りの良さに激しく首肯する。
冷やしトマトやししゃもをツマミながら、謎のダイエット食品を入手する。フコダインという強そうな成分であり、凄まじく効果が高いという。ただし、どこまでいっても健康食品であり、劇的な望めないそうだが、継続することに値打ちがあるという。
これでいくら馬喰鯨飲を繰り返しても、盤石である。その勢いを駆って、〆は<力ラーメン>で豚骨ラーメン。泥酔してほとんど記憶にない。しかし、記憶にないということは、私の中で存在していないということ。つまり、ゼロカロリーである。サンドのD達さん、いかがでしょう?




肉フェス状態。


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