「なんで関西弁しゃべっているんですか?」
「いやいや、沖縄じゃなくて鹿児島でしょう」
「北谷の人に多い顔ですよね」
「いわれてみれば、沖縄の人にしたら色が白いですね」
「沖縄にしたらあんまり毛が濃くないですね」
……。私は沖縄県内で呑んでいると、店のオネエちゃんだけでなく全然関係ない隣席の御仁たちからもこのように声を掛けられる。
あるプロ野球のキャンプが始まった2月中旬。神戸空港売店で神戸空弁「さばカツサンド」を購入。SABAR×オリエンタルベーカリーのコラボという。780円は高額だが、あまり見かけぬ逸品。SABARの本体は<鯖や>。ハズレなわけがない。パッケージもクールだ。
カードラウンジで珈琲と健康ジュースをカップに入れ、パッケージを外す。香ばしい匂いが立ち上がった。4切。朝からカツとはヘビーだが、鯖なのでヘルシーかもしれない。
かぶりつく。……。絶妙である。鯖と油衣とコクを、パンが包み込み、生野菜が口内をリフレッシュする。大満足の4切。幸先のよいスタートが切れそうだ。
10時半過ぎのSKYで那覇へ。さすがに混んでいるが、料金がとにかく安い。今年(2018年度)はSKYに最も多く搭乗した。神戸から私にとって特に長崎と那覇への航路が頼もしい。
SKYはもはやLCCではなく、完全に独自の地位を気づいている。乗っていても快適。珈琲はネスレとコラボ。ネスレゆえキットカットがサービスされる。機内でPCしている時のカフェイン&糖分補給。おかげさまでPC猿打も捗る。
上様とH瀬氏と那覇空港で合流し沖縄市へ。明日からカープのキャンプらしい。<根夢>でミックスそば大盛を腹に入れる。この店の沖縄そば、私の中でベストである。
濃厚なミッション終了後、沖縄市内の定宿にチェックインしてから懇親会。何故かミッションの倍以上毎回人が集まる。
2次会は10人で熟女ラウンジへ。私は途中で抜け出しリカママの店へ。「響」をキープ。ママからバレンタインのチョコとケーキももらう。
隣の市役所の職員らしき男女2人組が冒頭のような会話を私に投げかけてくる。ちなみにその前の熟女ラウンジでも同様だった。
私は沖縄とは縁もゆかりもない。親族を含め沖縄人は誰もいない。直系親族だけでなく血の離れた親族を見渡しても沖縄っぽい雰囲気や顔を有するものは誰もいない。
ちなみに沖縄ではなく本土では「あっ、西郷さん!」。薩摩と間違えられる。薩摩方面にも誰も親類縁者はいない。ちなみに15年ほど前から私はB●GINのボーカルにソックリと言われている。
薩摩と琉球。光栄なことだが、「神戸出身」と答えると特に九州では意外そうな顔をされるのは何故だろう。

神戸空港にて幸先の良いスタート。

沖縄市に来ると外せない逸品。

1次会にて。

2次会にて。

リカママのお店にて。