ある冬の雨の夜。濡れながらフードをかぶり<赤とんぼ>へ。M渡氏&Y森氏と合流。私が合流する3時間近く前から呑み始めている両アニキはかなり出来上がっているご様子。特にY森氏はグデングデンのデロンデロン。いつものシブい紳士ぶりとのギャップに戸惑う。
駆けつけ生2杯を喉に放り込む。自家製レモン&麦焼酎&炭酸の組合せも爽やかだ。ハイボールも爽快である。料理はごま鯖や天ぷら、玉子焼などを適当にツマむ。
Y森社長が熱燗を御酌して下さるが、私のお猪口に命中しない。私のコートは雨まみれ、ブレザーとチノパンは酒まみれだ。
2軒目は広島焼の人気店。特製焼きがジャンクで絶品。ハイボールが進む。とんぼのママが遅れて合流。まっすぐ歩けないY森氏の介抱をママに任せてM渡アニキと<ムーラン>へ。
木箱に入ったプレミアム感満載の焼酎を遠慮なくグビグビ。鹿の刺身はルイベ風であっさり。焼酎に合う。カウンターに座っていた小倉駅周辺の大地権者のオヤジさんと話し込む。
翌朝。チェックアウトしてホテルを出ると、凄まじい数の警察官や装甲車で溢れている。街宣車もパレードしている。後から知ったが、N教組の全国集会らしい……。
駅前のバーガーショップでモーニングを腹に入れながらPC&煙草。少しメドがつき、閉店セール中の<コレット>へ。本屋でコミック1冊と文庫3冊購入し、14時に若松の麺友・U島氏と合流して久々の麺ドライブ。
小倉南区の<むらた屋>へ向かうが、警察の交通規制が激しく大渋滞。15分近くかかってようやく到着。朝8時から17時という役所みたいな営業時間である。メニューもシンプル。
私はチャーシューメンのボタンを押す。卓上の紅生姜と辛子高菜とニンニクとゴマが頼もしい。長浜系らいしが、スープはかなりのトロミ。味は濃厚。後半は紅生姜と辛子高菜をぶち込んで確変。スープ1滴残さず熊啜である。5分も掛からなかった。
都市高速と無料化された若戸大橋を使い15分足らずで若松へ。定宿の大浴場を15分間独り占めして凝りをほぐす。痛風の痛みも2か月以上ぶりにほぼ引いてきた。
2018年度の若松ラストミッション終了後、終了後は8人で愛してやまぬ名店<TOMATO>。チーズ焼のコクがタマラナイ。枝豆のペペロンチーノ的な旨味がとまらない。ステーキも無敵。アヒージョにも感涙。〆鯖やせせりの唐揚やささみのフリッターも見事。ピラフも香ばしい。生ではじめ、ハイボール鯨飲しつつ赤ワインや日本酒。凄まじい勢いで空になる。
2軒目はU島氏と久々に<ショコラ>。キープしているラフロイグのロックをヤリつつママらと話し込んでいたらあっという間に深夜2時。部屋に帰って溶けるように鯔寝する。
翌朝は土曜日。大浴場で酒を少し抜き復活。バスで小倉へ向かう。たった15分で到着。
正午に北九州在住で長崎へ通っている長崎築町T木タウンマネージャーの帰り際を捕まえ、打合せを兼ねて昼呑みOKな<M利きの銀次>へ。ドリンク半額の時間帯だった。
ポテトフライ、八戸の烏賊塩辛、竹輪磯辺揚げ、肉豆腐などをツマミに生1杯とハイボールカパカパ。しかもT木TMにご馳走になってしまう。15分ではなく至福の150分である。
(付記)
2019年6月現在、小倉駅新幹線口から若松大橋通りまでの所要時間は14分である。

<赤とんぼ>にて。

広島焼のお店にて。


<ムーラン>にて。

小倉のラーメン屋にて。



若松の<TOMATO>にて。

<M利きのG次>にて。