2018年05月21日

第1951夜:センベロの夢と現実【川口(埼玉)】

 センベロ。1000円でベロベロに酔えるという触れ込みの居酒屋セットメニューである。店によって差異はあるが、ドリンク2杯+料理2品ほどが平均か。かなりお得である。

 川口市商連ミッション終了後の懇親会は毎回恒例の銀座商店街<ミルウォーキーズクラブ>。生ビールから始め、ピザ、ウィンナー、サラダなど満喫。それから超プレミアシングルモルトやバーボンに移行。商連T中会長K村副会長のボトルを毎回厚かましくガバガバ。ショット3000円はくだらない極上モノ。しかも、会費は毎回たった●000円。究極のセンベロだ。

 オーナーのS井氏が奥からどんどん珍しいボトルを持ってこられる。ユニークなラベルで発売当初は珍しくなかったが今やプレミアがついたボトル、市販していないボトルなど様々。価値も分らずストレートで鯨飲しているが、他の店ならいくらかかるか分からない。

 とびっきり珍しいボトル登場。世界に数百本しかないという幻のボトル。残りも多くない。特別に試飲させて頂く。ショットで銀座なら10万円は下らぬそうだ。震えながら舐めるように一口。……。我がバカ舌では表現できない。ほんの一口だけ舐めて同行氏らと回し飲み。

 このボトルも含め、数種類の観たことのないプレミアボトルがテーブルに無造作に置かれている。同行氏の一人が何気なく自分のグラスにドボドボ注いでいる。オーナーが絶叫した。笑顔とはいえ激怒。いかにこれが希少であるかと力説したが、注いだ酒は戻らない。全員同罪になるべく、全員で回し呑んだ。

 オーナーは開き直ったのか、それに負けないほどの珍しいボトルを奥から出してきた。さらに試させてもらう。ショット1杯3000円のウィスキーはすでに「もう、ご自由にどうぞ」という諦念を感じさせる退廃モードに確変だ。

 ストレートでバカバカ飲みすぎた。途中から味がわからなくなる。ギネスをチェイサーにしてのどと目を覚ます。会費●000円だったが、普通に会計したら会費10万円ぐらいだろうか。夢のような幸せ。これぞ役得の極みである。醒めてほしくない夢である。

 24時過ぎまで鯨飲し、お開きに。私は定宿のある西川口駅へ。駅についたあたりから記憶がない。ふと目覚めたらチェーン居酒屋のカウンター。女性店員さんに「大丈夫ですか」と起こされた。目の前にはホッピーと一人用の鍋があった。鍋、一口も手を付けず出汁も煮詰り目も当てられない状況に。どうやらフラフラと一人で飛び込み、寝てしまったらしい。

 チェーン居酒屋でよかったが、記憶無くして西川口最強の駅前地下のトラディッショナルバーで銘柄も確認せず好きなだけ鯨飲していたとしたら……。

 夢が醒めた。酔いも覚めた。ウェルカム・トゥ・ザ・リアルワールド。私の腕に走った鳥肌は、現実世界の証である。

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普段見たこともない味わえない銘柄のオンパレード。

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ボトルのカオス。

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こんな本も。

posted by machi at 08:08| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする