2018年05月14日

第1945夜:寄って食べて呑んでみんね【長崎(長崎)】

 「日本三大・思案橋横丁へ寄って、食べて、呑んでみんね〜」。九州屈指の歓楽街・長崎市思案橋横丁の新たなキャッチコピー(案)である。

 小雪チラつく極寒の2月の午後、思案橋横丁の超絶人気焼鶏<武将門>で防犯対策会議が行われた。私は2016年度に防犯カメラ設置のためのプランづくりのお手伝いを仰せつかり、2017年初夏に16台も設置。酔っ払いどころか猫すら悪さできない盤石の防犯体制が整った。

 防犯カメラには犯罪の発見という役割以上に「抑止力」が求められる。そもそも防犯カメラなど活躍しない方がよい。防犯カメラが作動しているということをアピールして悪さを思いとどまらせることが大切である。ただし、あまり強調しすぎると酔客に不愉快な思いを与えてしまう恐れもある。

 防犯カメラで監視しているという表現をもう少しソフトにできないか。注意喚起看板設置は確定し、それに付随して何かのソフト事業を実施する。ただの看板など面白くないし注意を惹かないから、顔はめパネル式注意看板はどうかというナイスなご意見も飛び出した。

 14時から1時間、思案橋横丁会役員方とこれらをミッチリ話し合った。終了後<メルかつきまち>へ移動。打合せ3本、まちづくり会社設立シュミレーションセミナー第7回ワークショップを終え懇親会会場へ。ホテルのチェックインもまだである。その日は大雪で交通ダイヤが乱れ激しく、長崎に辿り着いたことが奇跡のような1日。さすがに疲労を覚えた。

 毎回恒例30人弱懇親会が23時過ぎに終了し、レギュラーメンバーで2次会へ。引率はF本兄さん。数百はあるだろう手駒から店を選択しグイグイ先導する。しかし、この日は雪の影響か銅座も思案橋も人があまり歩いていない。スナックやラウンジも早じまいが目立つ。

 普段は3次会で夜中1時頃来襲する<武将門>へ2次会として伺う。バッチリと営業されている。頼もしいかぎりだ。熱燗を急ピッチでヤリつづけ、焼酎ボトルに切り替える。私はボトルキープしているがあっという間に空になり、さらにもう1本追加する。

 それほど空腹ではなかったので焼鳥を1人2本程度、絶品の何とか鯛みりん干しをツマミに杯を重ねる。話題は政治から下ネタまで森羅万象。オヤジ4人の下ネタにガンガン喰らいついてくる紅一点・T木タウンマネージャーも頼もしい。

 焼鳥もガンガン追加し、あっという間に深夜3時前に。私は翌朝沖縄の普天間に向かわねばならぬが、他の御仁方は私より朝が早い。惣菜屋のK野氏など寝ずにそのまま仕込みだろう。

 舞い散っていた小雪も止んだようだ。さすがに思案橋にも人は歩いていない。タクシー乗り場へ向かいながら、冒頭のサブキャッチコピーを思い出した。「思案橋横丁は、皆さまの安全安心を防犯カメラで見守っています」。実に心強く頼もしいかぎりである。

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午後2時半ごろの<武将門>。

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深夜2時半ごろの<武将門>
posted by machi at 11:02| Comment(0) | 長崎県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする