2016年11月03日

第1568夜:行列のできる古民家【名護(沖縄)】

 <大家(うふやー)>。沖縄県名護市内の名桜大学近く(要するに中心市街地から外れたエリア)の生い茂る山のごとき茂みの中にひっそりと佇む古民家レストランである。明治34年念の建造物を最大限魅力的に活用している。

 気合入りすぎてミッション開始前6時間前に名護入りした私は、大通り会O城会長の運転で麺ドライブに向かっていた。向かった先は冒頭の<大家>。生粋の名護っ子である会長すら足を踏み入れたことのない秘境である。

 途中、フルーツをテーマにした観光施設や公立になって一気に難易度が上がったらしい名桜大学をすり抜ける。要所に案内看板が出ているが、明らかに森の中を走行。対向車とすれ違うのも一苦労。本当に古民家レストランがその先にあるのだろうか。

 いきなり平地が開け、思いっきり車が止まっている。オッサン係員の誘導で駐車。そこは日本ではなかった。中国語と韓国語が飛び交う一大観光拠点だった。

 本館(レストラン)は1棟だが、休憩所、トイレ、土産物売場、喫煙所など別棟にあり、一大古民家パークを形成。カップルや家族連れで溢れ、そこら中で記念撮影している。時間は13時半ごろ。単なる満席どころか順番待ちである。

 1時間待ちはツラいが、10分程度と受付はおっしゃる。古民家改装休憩所へ。素晴らしく風通りが良くて涼しい。沖縄は日向の直射日光は殺人的だが、影に入ると快適である。

 休憩所で名護近郊の観光スポットCMをぼんやり見ていると、お声が掛かった。席に案内される。思わず目を剥いた。度胆抜かれた。オープンデッキになっており、すぐ横には谷が迫り、真横に滝が流れている。これほど至近距離の滝は初めてだ。最高の環境である。

 メニューを観る。お値段は全般的に高めだが、このロケーションとサービス付なら納得。浮かれた私は普通のそばではなく「アグーの肉そば」を注文。ジューシー(沖縄炊込み飯)、もずく酢、ミニ島豆腐、パパイヤキムチ漬が付くとはいえ1680円。完全に旅行者気分である。

 涼しさと快適さに心を解いていると、ブツが運ばれてきた。アグー豚の里(らしい)・名護。さっそく齧りつく。……。上品な味である。出汁もジューシーも上品。隙がない。

 パパイヤキムチが妙に旨かったのでお土産で買い、外に出る。日差しがきつい。O城会長が名護市内の名所をご案内して下さることに。買い換えたばかりという燃費が悪いらしい新車は街を抜け、サトウキビ畑を快走する。

 向かった先は沖縄屈指の観光島・古宇利島。島まで1q以上の橋が架かっており、その両側は絶景のオーシャンブルー。海亀が泳いでいる風景も運が良ければ見られるそうだ。

 展望台へ。思わずうっとりする。天国に一番近そうな島だが、ごみや打ち捨てられたコンテナなどが展望台に散らばるあたり、大ざっぱな沖縄気質を体感できて心地良さを倍加させた。

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異国人で順番待ち。

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最高の席。

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ロケーション抜群。

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上品な味わい。

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古宇利島へメンソーレ。

161103古宇利島A.jpg
絶景とゴミのアンバランスがたまらない。
posted by machi at 13:48| Comment(0) | 沖縄県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする