2016年04月18日

第1436夜:謎のベトコンラーメン【大垣(岐阜)】

 ベトコンラーメン。愛知や岐阜のご当地ラーメンであるという。このあたりのご当地麵といえば台湾ラーメン、台湾まぜそば、あんかけスパゲティ、きしめんなどが思い浮かぶのだが、ベトコンラーメンという名称も存在も全く存じ上げなかった。しかし岐阜では定番という。

 寒波の間隙を突いた大垣商店街勉強会終了後の夜。若手商業者グループ石黒塾の御仁たちと商店街内の中華料理店<チャングイ>さんへ。閉店まで1時間の短期間勝負である。

 生ビールでガツンと乾杯するが、お一人だけ一発目から白ワインというお洒落な御仁が居られる。ワインソムリエのU野氏である。メニューブックにスペシャルな告知が挟まれていた。

 「中華とワインのマリアージュ第1弾!オーナーシェフ+ソムリエ上N氏プレゼンツ 長崎風豚角煮まんじゅう&スペイン産赤ワイン」(文章要約)。第2弾(両面印刷)は牛スジの塩コショウ煮込み&モルドヴァ産白ワイン。

 強烈なカブセである。ワインソムリエは舌の状態を常にキープするために、ワインを飲み続けねばならないという。羨ましくも厳しい世界である。

 私の軽薄知識では肉料理は赤、魚料理は白程度のイメージだったが、新たな視点を教えて頂いた。料理の色目である。濃い色の料理は赤、薄い色の料理は白。なるほどと唸らされる。

 ホルモン天ぷら、枝豆、餃子、チキンカツの葱ぶっかけのような濃くも薄くもない色の料理に舌鼓を打ちながら生ビール。U野氏にこれらの料理はどっちのワインが合うかお聞きすると「生(ビール)じゃないですかね(笑)」とのこと。

 赤ワインをボトルで注文してチビチビと楽しむ。知識豊富なソムリエの解説を聴きながら味わうと旨さと深さが倍加する気がする。

 シメに麺を頼むことに。担々麺と私の希望の「ベトコンラーメン」をそれぞれ大盛にし、6人でシェア。謎のベトコンラーメン。ベトナム人が開発したからか、パクチーやニョクマムが入っているのか、麺がフォーなのか。岐阜には中華街ならにベトナム街があるのだろうか。

 興味尽きぬが、ベトコンの意味はベトナムではなく「ベストコンディションラーメン」の略と同行氏に教えられた。キツネに騙されている気分がしないでもないが確かめるすべもない。

 まずは担々麺。普通に旨い。ニンニクが効いている。店内メニューもニンニクを多用した料理が多いようだ。続いてベトコンが運ばれてきた。たっぷり野菜である。輪切唐辛子が散りばめられている。早速シェアしていただいたブツのスープを啜る。

 ……。あっさりしている。唐辛子も思ったほど辛くないが、ニンニクがバッチリ効いている。野菜シャキシャキ。麺モチモチ。野菜不足の体に良さそうだし、何よりも温まる。確かにベストコンディションをキープできそうだ。風邪などこれを啜れば一気に快復しそうである。

 店を出た。ホタホタとホテルに戻る。出張続きの体をユニットバスに湯を張って鎮める。私の仕事は体調管理が98%、シワなし空気頭の使用が2%。ベストコンディションが何よりも欠かせない。

 その1か月前から痛風持ちの仲間入りを果たしたのでユニットバス上がりのビールを止め、ウィスキーポケット瓶をラッパ呑みしてしまったけれど。

160418チャングイ@大垣.jpg
ヘルシーなのに旨み濃厚な「ベトコンラーメン」。
posted by machi at 06:38| Comment(0) | 岐阜県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする